隣の家の内装工事で、ただいま騒音戦争勃発中だよ!
2007年 04月 16日
大概の騒音なら許せるが、
大掛かりな全面改装工事となると コリャ~ 堪りません!
宣戦布告のないままに、
いきなり朝っぱらから響き渡る、ドリルやハンマーの音は、
まるで機関銃か重爆撃の奇襲攻撃かのようです。
だんだん激しくなってきました…。
疎開先の島暮らしから一時帰宅のワンコたちも、すっかり怯えてしまって、
空襲警報のサイレンみたいな声で泣き叫んでいます。
静かな日常生活なんて全くもって不可能です!
もう、無条件降伏しかありません…。
ここは一先ず疎開しないと…。 というわけで、
昼過ぎから文庫本をワシ掴みにして緊急避難してました。
この非常事態に手にした文庫本は、三浦綾子の 「泥流地帯」。
まじめに生きても無意味なのか!?
懸命に生きる拓一、耕作兄弟の姿を通して、
人生の試練の意味を問いかける感動の長編!
大正15年の北海道が舞台の話です。
ページをめくる度に、涙腺が緩んできます。 (これ、ホント!)
―――弟の耕作は兄の拓一より賢くて、小学二年生よりも早く九々を覚え、
小学校四年生で習う教育勅語だってすぐに暗誦してしまった!…と、書いてある。
で、 教育勅語 って、どんなことが書かれてたんだ? と、ふと思って調べてみたわ。
(読んだことありますか? ↑をクリックすると原文と口語訳が読めます。)
アタシ…原文では読めませんでした。
意味だって、簡単じゃぁ~ありません!
なのに…、
昔の日本では、小学生なのにこんなに難しい言葉を読み、諳(そら)んじ、理解していたのか!
と知って、あらためて驚いてしまいました。
(暗証せねばならない時代に生まれてなくてよかった~! って、ちょっと複雑な気分です。)
内容や思想においては色々と議論もあるようですが、
それにしても、教育や徳育の重要性というものを実感しましたね…アタシ。
夕方、ちょっとほろ酔いで、ようやく停戦中の部屋に戻りました。 (どこに避難してたんだよ~?)
で、ついでにサイトを調べて、昭和天皇の 玉音放送 終戦詔書 (※注意!) なんぞを探してみました。
(※注意! 玉音放送のテープの声が聞こえます。 コレ↑ お仕事中はヤバイですぅ!)
この終戦詔書もじっくり読むと、なかなか意味が深いです。
というわけで、
玉音放送を聴きながら、明朝また始まる終わり無き騒音戦争を思いつつ…、
ガックリとコウベを垂れて、むせび泣いてる今日のアタシ…です! (可哀想!)
by tetsuyak04
| 2007-04-16 21:06
| 大人の童話