知恵と泥の道を走る
2017年 11月 18日
今年7月に今のエリアに移り住んでから、朝の散歩やスロージョギングが毎日の生活の柱になっている。台風シグナルが出ない限り、多少の雨模様ぐらいならいつもの時間通りに家を出る。
毎日の朝散歩は、2月の主日礼拝から再開した教会復帰や、3月から突発的に実行した禁煙行動と共に、私の精神と身体的構造の強化にとても大きなプラス効果をもたらしている。
毎日朝を迎えられるということは、大袈裟に言えば、自分の人生にとって毎朝が初めての体験ということになる。当たり前のようで実は奇跡の連続であり貴重な経験なのだ。
老若男女、ほとんど毎日同じような時間に出会う人たち、すれ違う人たちがいるけれど、優劣をつけたり競い合ったりするような間柄では勿論ない。彼等には彼等なりの理由や価値観や生き方があり、私には私なりの思いや価値観や生き方があって、それが日常のカタチを創り出す。
知恵と泥の道を走りながら、それなりに歳を重ねてきた。
古い衣を脱ぎ去って日々新たにされる心の自由や豊かさに、我ながら驚き、そして感謝している。
「今の時を生かして用い、そとの人に対して賢く行動しなさい。
いつも、塩で味つけられた、やさしい言葉を使いなさい。
そうすれば、ひとりびとりに対してどう答えるべきか、わかるであろう。」
コロサイ人への手紙 4:5-6