最後だとわかっていたなら (Official Version)

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「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦


あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても 分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから




先日、サンクチュアリ出版様から下記のような御丁寧なメールをいただきました。
以前、アタシのHPや拙ブログで 『心に残る言葉』 として取り上げたことのある
「最後だとわかっていたなら」 という詩に関するものでした。
誤解や誤植を訂正した Official Version として広く皆様に読んでいただきたく、
ここに頂いたメールをご紹介いたします。



★★★★★★★★★★★★★★★★(mail message)★★★★★★★★★★★★★★★★

はじめまして、サンクチュアリ出版と申します。
突然、メールをお送りしてしまい、申し訳ございません。
以前 『最後だとわかっていたなら』 という詩を、ご紹介いただいたことがあるかと思います。
そのことについて、お話しておきたいことがあり、ご連絡させいただきました。

この詩を、実は、先日(6月28日)当社で本にして出版したのですが、
それにあたり今までの誤解や誤植を訂正させていただければと思います。

もし、今後どこかで、この詩をご掲載いただくことがございましたら、
下記の件をご注意いただければ幸いです。

① この詩は、「9.11テロで亡くなった消防士が書き残した詩」 ではありません。

アメリカ人のノーマ コーネット マレック という女性が、わが子を亡くしたときに書いたものです。
それを、テロのときに追悼集会やテレビで朗読され、チェーンメールで勝手に流されてしまったのです。
現在、この詩(英語原詩)の著作権はオーストラリアに住むJudyさんが持っています。

② 詩の一部に訂正があります。
チェーンメールとして勝手に使われた際、どうやら原詩をアレンジされてしまったようです。
今回、出版するにあたって、日本訳も原詩を忠実にいたしました。
上記が正しいものです。

皆さんがおっしゃるように、本当にとても良い詩なので、作者や訳者の思いを尊重し、
正しい掲載をお願いできれば幸いです。

尚、本書のHPもございますので、よろしければ見にいらしてください。
「最後だとわかっていたなら」 Official Site

何かご不明な点がございましたら、サンクチュアリ出版までご連絡をお願いいたします。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
このたびは、大変失礼いたしました。

**********
サンクチュアリ出版

★★★★★★★★★★★★★★★★(mail message end)★★★★★★★★★★★★★★★★

と、いうことです。 この詩の存在を紹介し、またブログ等で掲載される場合には
上記の事情を明確に併記されることをお願いいたします。


(近況報告):

7月3日以来、ブログを書くどころか頂戴した温かなコメントへのお返事もできず、
皆様には大変ご心配をおかけしておりますが、
アタシ、これ以上の喜びはないぞ!というくらいの感動を覚えながら派手に飛び回っております。 
カラダはスンゲー疲れてるのでしょうが想像以上の刺激に興奮の毎日です。

昨日は12時間、死んだように眠り続け、ひさびさに食った息子との食事は涙が出るくらい美味かったです。

皆さんの温かな応援が、アタシを支える熱いエネルギーになっています。
 
みなさん、本当にありがとう!

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Commented by Naozo at 2007-07-15 17:43 x
久しぶりに書き込ませていただきます。

この詩を読みながら、僕は南半球の国で暮らす友人のことを考えていました。
友人、女性なのですが、ある朝、いつものように車で仕事に出かけるご主人を
いつものように見送り、いつものように自分も職場へ向かう。
それはいつもと変わらない日になるはずでしたが、ただひとつ、いつもと違っていたのは、
ご主人に会うのも言葉を交わすのも、その朝が最後になってしまったこと。
その日、彼女の最愛のご主人が不幸な出来事によりこの世を去りました。

読んでいると涙が出てきそうな詩ですね。
Commented by はちみつ at 2007-07-15 20:03 x
 お帰りなさいtetsuyak04 さん。近況報告を拝見し我が事のように嬉しく感じました。ブログ上でのお付合いですが、私なりに今のtetsuyak04 さんの顔や動きが感じ取れております。私の方は相変わらずダラダラとした日々を過ごしておりますが、その中にもいろんな発見があり少しずつですが心の変化を感じております。

 さて、 『最後だとわかっていたなら』 という詩を読むと、この歳なりにツライものがありますね・・歳を重ねるごとに心に響くとてもいい詩ですね。

 パスはうまく回っているようですね!
Commented by tetsuyak04 at 2007-07-16 00:37
Naozoさん、おひさしぶりです。

今はどのあたりを徘徊していますか? バンコクの夜店あたりで出会ったりしてね。
アタシもね、この詩の行間や裏側を考えながらそして感じながら読んでると
身近にある大事な人たちのことを思い出さないわけにはいかなくなります。
そうしているうちに、なんだか涙が出そうになります。 
誰も明日がわからないという事実は時にひとをひどく残酷な気持ちにさせ
人間のもつ深い情がもてあそばれているような気にもなって苦しくなります。
感動を覚える詩ですが、明るい明日が信じれる詩のほうが救われますね。
こんどそんな詩を探してみます。 創作するアタマが足りないから・・・。
Commented by tetsuyak04 at 2007-07-16 00:49
はちみつさん、いつもありがとうございます。
時間も距離も感じさせないくらいにアタシの心臓の鼓動が聞こえますか!?
そういう縁がもてて、アタシもホントにうれしく思っていますよ。

はちみつさんのキックオフは、はちみつさんのスタイルとタイミングで
いつか必ずくることですから、のんびり、ゆっくりと感じてください。
きっと、潮騒の音に紛れて囁きが聞こえてくるかもね。 

アタシもこの詩を読んで言葉の大切さや思いやりを感じています。
今もこれからもずっと、大事な家族への愛の言葉は忘れないでいようや!
Commented by Naozo at 2007-07-16 21:54 x
tetsutak04さま

タイを徘徊していました。相変わらず、気の向くまま写真撮影をしています。

「最後だとわかっていたなら」
人それぞれ考え方、感じ方は違いますが、この詩は心に染みますね。
じーんときます。

ちょくちょく訪問していますので、今後ともよろしくお願い致します。
Commented by tetsuyak04 at 2007-07-17 02:04
Naozoさんは今タイでしたか。 いつかどっかで会えると思います。

アタシは明日から中国のど真ん中を歩いています。
裸電球の下で、蚊を払いながらぬるいビールをアオリナガラ
ヒトの道を説いているかもしれません。 
もしもそこに、笑って聞いてくれる相棒がいてくれたなら
アタシは、きっとアタシの全部を曝け出すだろうと思います。 

間違わないでね、前部じゃないよ!・・・(笑)。 
Commented by meg at 2007-07-18 23:26 x
tetsuyak04さん、こんばんは。

はちみつさんのブログのコメントの所から
私の名前があったのでやって来ちゃいました。
「別れの曲」とってもいいですよね^^
「最後だとわかっていたなら」もとってもいいですね。
私がいつも思っている事と同じでとっても共感できました。
少しケンカした時でもすぐに許せてしまうんです。
寝る前には「今日もありがとう」って言って寝ています^^
見送りの時は握手します(笑)
明日居なくなったらどうしようと思っているのではなく
後悔のない1日にしたいのかもしれません。
Commented by bebecat at 2007-07-20 00:18
Tetsuyaさん、あちこち飛び回られているみたいで。
どうですか?
いつごろパースには寄られるのですか?
楽しみにしています。飲みに行きましょう。
あ、、、カラオケ、、、もいいなあ~!
Commented by michi-p-w at 2007-07-20 13:21
お元気でご活躍されていると知って、とても嬉しいです!
お体はご自愛くださいね。
この詞、私も間違ったヴァージョンを何年か前から知っていましたが
今回オフィシャルヴァージョンをこうして教えていただいて、更に
胸に迫る想いです。
私は中学1年のとき、兄を脳の病気で突然失いました。
前夜までは全く変わった様子がなかったのに、翌日私が
学校から帰ったときには、もう……。
そして、あのときから私の中に刹那的な想い、生き方が根付いたように
思います。
母の介護をしていたときも、そして父をケアしている今も。
「最後だとわかっていたなら」……そんな想いを二度としないためにと
思うあまり、時として、自分をがんじがらめにして、自分の人生を
楽しむことさえ躊躇してしまうことがあります。
このあたり、うまくバランスをとれるようになりたいと常々思います。
Commented by ろみい at 2007-07-20 22:56 x
いつもUPされるのを楽しみに待っています。

今日も泣きました...
この詩を読んで。

わたしも弟を数年前に突然の事故でなくしたのですが、
まるで心を代弁してくれているかのようでありました。

また、もし本当にあえなくなったらどうするの?と心に問うても
大切な存在の人たちに対して、なかなかできない自分がいるんですね。tetuyaK04さん、この詩を紹介してくださってありがとう。
そしてこの作者の方...に
関係者の方々にも...

そうそう、tetuya04さん
頑張ってくださいね。
Commented by tetsuyak04 at 2007-07-22 01:23
megさん、こんばん!そして、ありがとう!
お返事がたいへん遅れてしまいましたが、
はちみつさんのブログの縁でお知り合いになれたことに感謝します。

>明日居なくなったらどうしようと思っているのではなく
後悔のない1日にしたいのかもしれません。

こんな純粋な気持ちでアタシも毎日を迎えたいと思っています。
これからもどうぞよろしくオネガイシマスね。

Commented by tetsuyak04 at 2007-07-22 01:28
bebeさん、いつもありがとうございます!
またまたお返事遅れてしまいました。 ごめんね。
でもね、お会いしたことのない皆さんの顔がなんとなく浮かんできて
温かな言葉の一つ一つにいつも感謝しています。
いつお邪魔できるかわかりませんが、きっとお会いできると思っています。
スイスおじさんと一緒に語り合える日を楽しみにしていますよ!
Commented by tetsuyak04 at 2007-07-22 01:50
michiさん、おひさしぶりです!
カラダには気をつけながらがんばっております。
御丁寧なメールのお陰で、正しくOfficial Version のご紹介ができたことに感謝しています。

とてもいい詩ですが、身近な人を亡くされたご経験のある方々にとっては
とても苦しい気持ちにさせる詩でもありますね。 
お兄様のつらい記憶をお話くださっったmichiさんの心情に思い馳せています。
主に在る兄弟姉妹として、挫かれたこころが癒されますよう、世の光、地の塩となって生かされますようにと覚えてお祈りさせてくださいね。

Commented by tetsuyak04 at 2007-07-22 02:02
ろみいさん、お久しぶりでした。
ろみいさんの哀しい記憶がどうぞ癒されますようにとアタシ祈ります。
大切なご家族皆がいつも温かな心でふれあい、支えあい、
ますます豊かな実が結べますように・・・。

以前よりも頻繁にブログ記事は書けなくなってはおりますが、
それでもブログの連鎖に感謝しつつ、ゆっくり続けていこうと思っています。
これからもどうぞよろしくおねがいしますね!
Commented by ノア at 2007-07-22 11:42 x
はじめまして、ろみいさんのブログから飛んできました。
とても素敵な詩を教えて頂きありがとございます。
是非私のブログでも紹介させて頂きたく
メールをさせて頂きました。
私がこの詩に浮かんだのは今持つ私の家族です。
幸せすぎて
いつ失うのか怖く思っている所があるんです。
なんと言って表現したら良いか分からないのですが
とにかく人生の限られた時間を
大事にしようと思っている日々です。
そしてこの詩がちょうど私の気持ちを
代弁してくれていると思いました。
是非オふィシャルサイトとともに掲載させてください。


Commented by tetsuyak04 at 2007-07-23 01:29
ノアさん、はじめまして!
この詩を通して毎日の生き方が前向きになれて
身近にいる大切な方々への温かな思いやりが限りなく育まれるなら
きっとこの詩を創った作者の方も、翻訳された方も、出版される方も本望でしょう。 

多くの方々がこうした心の深さに触れて、何かを感じ、
それぞれの日常を通して実り豊かな会話が生まれるといいな~と
思っています。
ブログの正しい連鎖を通して新たな友達が生まれていくといいですね。
これからもどうぞよろしくオネガイシマス!
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by tetsuyak04 | 2007-07-15 01:10 | 夢のカタチ | Comments(16)

香港発の路地裏放浪記! 本能と信仰を礎に地味な生き方しています。


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