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不良の一分

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早いもので、息子が家を離れてから7ヶ月が過ぎました。
電話が来ると、寂しくなんかねぇ~や!と肩肘を張ってますが、
意地だけで暮らしているようなもんですから、
元気な声を聞くと、ほんとうは安心します。

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私は人に自慢できるものなど何ひとつありませんが、
日増しに薄情になる世の中の軽薄さを見せつけられると
いっそどこかに引きこもって隠遁生活を完結するほうが
まともに生きられるのかい?と考え込んだりします。

うわべばかりの自由や独立、個人の権利や快楽を追求し、
そういったものを崇拝する文化がまともなんでしょうか?
正しいと感じられても
実は間違っていることに引きずられていないでしょうか?

人間五十にもなると、心の奥底にある人生の
わだかまりというか、こだわりというか、
そういったものが にこごり みたいに沈殿してきて、
ドロ~ンと溜まってくるわけです。

そんなオヤジにも不良の一分が目覚めてきたのか、
じわ~っと涙腺が滲んでくるような話を聞いたり文章を読むと、
どす黒く澱んだ にこごり がス~っと浮き上がってきて、
すっかり透明に清められ、いつの間にか消えてしまうような気がします。

歳をとるのも悪くないな…。 

小説を読みながら涙を流す姿なんか見られたら、
アタシ…立つ瀬がありません…けど。

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by tetsuyak04 | 2007-04-19 23:52 | 大人の童話
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